『それでもボクはやってない』を観て…

オイラは十数年前、暴漢に襲われ
被害者側を実体験した
いわゆる“オヤジ狩り”ってヤツ

警察の調書の取り方を体験し
『絶対に加害者にはなってはいけない』
と痛感したのを覚えている 



さてこの作品は痴漢冤罪であるが
警察・検察・裁判所と云った
司法を描いてる…
“加害者側の仕打ち”をも赤裸々にした作品

そんな訳（被害者経験）で
リアルに
警察と検察は立件に向けて
被害者幇助に居ることが
エグ過ぎるくらいに判るのだ ※ありがたいコトだが 


…そんな社会を映した本作品を通して 

ひとつ疑問

未成年者の加害者は
判断力やら精神状態やら
なんやかんやと教育にまとめられてしまうが
被害者が未成年であろうと女子であれば
“勇気を以て法廷で証言”と賛美されて

…えっ????
未成年の言うコト
女の子だと
効く・利く・聞くンだ？

反対側からのぞいてみると
そりゃぁ金欲しさの不良女に
弱々しいサラリーマンが“脅されて”
って、事件もあるってコトだわな

…ともあれ
考えさせられる
日本映画っぽい
映画でした